少国民の部屋資料館(長崎市)2017年07月31日

 研究調査の資料収集のため、長崎市にある平和博物館を訪ねてきました。「長崎原爆資料館」では長崎平和推進協会事務局の方に話を聞くことが出来ました。「国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館」の追悼の部屋から250メートル先の上空で原爆が炸裂したそうです(館長さんの話による)。「ナガサキピースミュージアム」の海が見える扉をあけると、爆心地上空が見えます(スタッフの話)。「岡まさはる記念長崎平和資料館」は、侵略の実態や差別事件、戦争加害を中心に展示してある貴重な資料館でした。  写真の「『少国民の部屋』資料館」は、髙浪藤夫さん自宅の部屋で開設されていた私設資料館です。28年間平和を願い一人で資料を集めてこられました。数年前から閉館中ですが、知らないで電話したら、見せていただけることになりました。

 写真の方が高浪さんです。戦前、子どもたちは少国民といわれました。高浪さんは「勝ち抜く僕等は少国民」と信じて戦争にかり出されていった子どもたちの無念さを伝え、日本を平和の赤十字船にと、平和のために活動されてきましたが「戦後の日本は平和を築けるはずだった。しかし今の日本には失望します」と言う言葉に、高浪さんの無念の気持ちを感じ、あらためて私たち自らが、できるところから平和のために後に続かねばと思いました。20170731記