北鎮記念館(旭川市)2025年08月11日

北鎮記念館(旭川市)
2025年8月11日に旭川にある陸上自衛隊の北鎮記念館を見学しました。旭川は戦前、陸軍第七師団が置かれた軍都でした。元々屯田兵村から発展したところで、第2代北海道長官で第七師団長でもあった永山武四郎の功績を同館は偉人として称えています。師団司令部に勤務していた黒川幸夫氏は、終戦時、機密文書だった「師団歴史」を米国によるGHQの検閲を逃れ、自宅に持ち帰り保管していたので、1869年の開拓使設置時代から1945年まで重要事項が残されました。         
 旧陸軍第七師団と大東亜戦争の歴史、加藤隼戦闘隊を郷土の英雄として紹介し、先人の労苦と防人としての誇り、自衛隊の歴史を自衛官のガイドが説明しています。入口のショップはミリタリーグッズを販売しています。希望すれば38式歩兵銃を触る体験も可能です。自衛隊の広報宣伝を見据えた記念館なので、この記念館は、平和博物館ではなく、戦争を肯定し自国の軍隊を宣伝する軍事博物館の性格に近いと思いました。
 各地にある自衛隊の資料館、記念館は、アジア・大平洋戦争と捉えず、。戦前の閣議決定の文言を敢えて使って大東亜戦争と説明しています。大東亜戦争と表記する自衛隊は戦後の歴史学研究、文科省の学校教育カリキュラムを否定してるわけです。帝国陸軍の侵略戦を肯定し継承しようとする主張に他なりません。自衛隊は、大日本帝国憲法下での陸海軍と決別し日本国憲法のもとで存在している組織ですので、敗戦で310万の戦没者を生み出した帝国政府・旧日本軍の行為を反省して組織化されていなければなりません。歴史学の知見を軽んじ非科学的、非実証的な自衛隊の、このようは運営が心配になりました。20251004記

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